ビックリ! あの天才物理学者 湯川秀樹博士 が晩年、エネルギー体理論の「エネルギー細胞体」とほぼ同じ概念の「素領域」の研究に没頭していた! |
~略~ たとえば湯川の著した教科書には、中国盛唐の詩人である李白の「夫天地者萬物之逆旅、光陰者百代之過客 ~略~」という文章が引用されています。~略~
空間は分割不可能な最小領域からなり、そのどれかを占めるのが素粒子ということになる。この最小領域を素領域と名づけることにしよう。(「岩波講座現代物理学の基礎10素粒子論」岩波書店) 私は大学生時代にそれを読んで、「何だ、これは」と仰天しました。しかし、いま考えればこの「素領域」という発想は、重力と量子力学を統合したときに現れる階層構造の行き止まり、プランクの長さのことを予見していたのかもしれません。
この文章からみると、多分、素領域は、素粒子を中心とした量子力学的な階層構造の行き止まりではなく、空間そのものを分割した行き止まりの最小領域と読めます。
つまり、空間を、単なる隙間、入れ物、三次元的な数学的概念ととらえるのではなく、実在の物質的な存在と考えているのです。
ただ、残念ながら物理学会から光りが当たることなく忘れ去られているようです。
エネルギー体理論では、クォークを必要としないので、心強いですね。
ただ一人で遠くまで歩んでしまったのでしょうか?
憧れでしかなかった天才物理学者の意思を・・・・
しかし、私はあまりにも非力
どうか私に救いの手を伸ばしてください。
場の量子論における無限大の問題は、「くりこみ」により下位の階層構造へさきおくりされてきたと考えられています。(参考大栗博司同著書)
しかし、エネルギー体理論による素粒子模型は、粒子と場そして空間をも一体とします。
粒子と場を一体のものと考えて理論を構築すると、その行き着く先がエネルギー細胞体(素領域)となるのでしょうか?
どちらもプランクの長さの振動です。
異なるのは、振動の源が、2次元の平面なのか3次元の立体なのか、です。
端的に言えば、計算上は、粒子と場を一体的にとらえるエネルギー体理論に近づいたのです。
こちらも、「エネルギー細胞体」、つまり、天才湯川秀樹博士が晩年研究に没頭した「素領域」に近づいているのでしょうか?
期待されます。
いや、少なくともこのブログを読んでくださっている方は、一緒に歩いてくださっているはずです。
そして故湯川秀樹博士も。・・・・
そして、やがて、エネルギー体理論を発展させる人が現れることを期待します。