記事(エネルギー細胞体7(慣性力))の追加・訂正をしました。 |
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前述と重複する箇所もありますが、素粒子の左右に生じたエネルギーのたかまりである波動をもう少し検討してみます。
この素粒子の右側にできた波動が、ニュートン力学で言う運動エネルギーです。
エネルギー体理論では、慣性力でもあるとしています。
つまり、光のエネルギーには、運動エネルギー以外の静止エネルギーがあるということが分かります。
故に、プランク定数hの中に光の静止エネルギー相当の成分が入っている筈です。
上の関係式から、プランク定数hが導き出されます。
光子を生成した電子の運動エネルギーではありません。
波動エネルギーは静止しないので表に出ませんが、波動エネルギーが素粒子から離れる光・電磁波ではそれを無視できません。
詳細は、直接ご確認ください。
と表すのがどんな場合にでも成り立つ正確な表現である。
この式は非常に面白い。と言うのも、もしm=0だとするとE=pcとなるが、これは電磁気学で導かれる、電磁波の持つ運動量とエネルギーの関係式と同じなのである。このことから光の質量は 0 であると考えられるようになった。光と物質のエネルギーが一つの式でまとめて表されるようになったというわけだ。
いや、しかし質量とは何だったろうか。それはニュートン力学で定義された概念であって、加速も減速もしないような光に対してはそもそも当てはめることの出来ない考えだったはずなのだ。ところが 20 世紀初めには光を粒子のようなものだと解釈する考えが出てきた。光を「質量 0 の粒子」であるとして受け入れることで、大変都合良く素粒子を分類できたのである。質量が小さい粒子ほど、ほんの小さなエネルギーだけで光速近くまで加速してしまい、滅多に止まる事が無い。光の粒子というのはそのような状態の極限的存在であると考えることにしても話が合うわけだ。要するに、光の質量は「便宜上」 0 なのである。