10 電磁波 “電波と磁波は同じもの? 何故直角方向?” |
電磁波には、波長の長い電波から波長の極めて短い紫外線、X線まで含まれます。電磁波は、空間の電場と磁場の変化によって形成される波(波動)である。いわゆる光や電波は電磁波である。量子力学は、古典的な電磁気学に反する現象が知られるようになり、電磁気学を修正する試みの中で建築された。 これに伴い、電磁波の理論も量子力学、特に場の量子論(単に場の理論とも)によって記述されることになる。 たとえば、自然放出や誘導放出などの電磁波の放出現象などは、量子力学的な粒子と場の相互作用によって説明される。
電場と磁場は真空中にも存在でき、波を伝える媒体となる物質(媒質)が何も存在しない真空中でも電磁波は伝わる。電磁波の電場と磁場の振動方向は互いに垂直に交わり、電磁波の進行方向もまた電磁場の振動方向に直交する。つまり電磁波は横波である。(Wikipedia 電磁波)
ここでは、交流電流が流れる時発生する電波を考察することとします。
真空中を伝播する電磁波の速さは、観測者がどのような方向に、どのような速度で動きながら測定したとしても、一定値 299,792,458 m/s(約30万キロメートル毎秒)になる。これを光速度不変の原理という。(Wikipedia 電磁波)
電波と言う呼称ですが、電磁波なので、磁波も伴っています。電波と磁波は互いに直角の方向に同じサイクルで伝搬します。空間を伝わる電磁波。λ は波長、E は電場の振幅、M は磁場の振幅を表す。横軸は距離であり電磁波の進行方向を指す。縦軸は電場と磁場であり、磁場の軸は奥行き方向に倒して描かれている。図に示されるように、電磁波は横波として伝播する。
前記事で、標準電子(その場の全ての電子の姿勢を平均化したもの。)は、その姿勢を交流電流の1サイクルで1回転しながら1往復することを説明しました。
エネルギー体理論では、電子の姿勢または動きが空間であるエネルギー体に転写したものが、電磁波であるとします。
次の図は、電磁波の姿勢と動きを模式的に表していますが、標準電子の姿勢と動きと同じであることは言うまでもないでしょう。
そのため、電磁波の周波数は、交流電流の周波数(つまりコイルの回転速度)と同じになります。
つまり、標準電子の往復運動が空間であるエネルギー体に転写したものが電波です。
また、標準電子の回転運動(進行軸の方向への回転)が空間であるエネルギー体に転写したものが磁波です。
いずれも、電子の面方向への姿勢の変化です。
電波と磁波が同じであることは、図から一目で理解できます。
なお、電磁波の周波数は、電子固有の回転する波の周波数ではない事に注意が必要です。
また、電子の回転する波は無限に広がっているので、光と同じく、電子の姿勢の変化が瞬時に無限遠(ただししなりがある。)まで届きます。
これでエネルギー体の素粒子模型による電磁気現象の説明を終わります。
電磁気力は、電子または陽子の自軸を中心に回転するエネルギー体の波の方向により生じるエネルギーレベルの差でした。
また、電子または陽子の自軸を中心に回転するエネルギー体の波の広がりが偏光の性質を生み、様々な電磁気現象の原因となっていました。
更に、電子の面方向への平行移動と回転が空間であるエネルギー体にエネルギーの転写を行い、光や電磁波を生じさせました。
この様に、主な電磁気現象は、「全ての相互作用は、エネルギー体の系間のエネルギーレベルの差に起因する。」と言う最初に掲げた公理に基づいて説明出来たと考えます。
とても興味深く読む事が出来ました。
ただ、素人が読んでも本当に何がなんだかわけが分からなく(笑)その中で一つ気になる事がありましたので、もしお手すきなタイミングがある時に教えて頂けると非常に幸いです。
記事内に度々登場する「空間であるエネルギー体」という言葉、これは空間への認識は「エネルギーを伝播する媒体である」という事でしょうか?
寧ろ「空間は電磁波によって形成されている」と解釈できるという事でもあるのでしょうか?
また、「全ての相互作用は、エネルギー体の系間のエネルギーレベルの差に起因する。」という事は、我々が目視するすべての現象や具現化されているモノは、エネルギー同士にレベルの差が生じた時に起きる事で可視化したモノ」という事でしょうか?
裏を返せば「レベルがまったく同じエネルギー同士だと逆に現象は起きず無に帰す」という解釈で間違いないでしょうか?
わけのわからない質問ばかりで申し訳ございません💦
本当に気が向いた時で全然問題ございませんので、ご教授頂けたら非常に幸いです。
何卒宜しくお願い致します。
コメントを見落としていたため、返事がとても遅くなってしまいました。申し訳ありませんでした。なお、このブログの記事は、エネルギー体理論の発見とその研究・発展の過程がそのまま残っているとお考えください。なので、古い記事は、未進化、説明不足、重複などがあると思います。
さて、コメントありがとうございました。
お分かりにならないのは当然だと思います。エネルギー体理論は、我々の世界観を根底から変えるものだからです。先ず、空間に対する認識が根本から変わります。空間に対する一般的な理解は、「宇宙空間の中に物質である星々が存在して運動している」と言うようなものだと思います。つまり、物理的な認識の対象として物質があり、空間はその対象外です。しかし、昔から真空の空間には、何かが詰まっていると研究者は疑ってきました。例えば、空間にはエーテルが充満していると言ったものです。ところが、1881年、マイケルソン・モーリーの実験によりエーテルの存在は否定されました。その後研究が進んだ最先端の物理学では、素粒子が空間から生成・消滅する、空間にはエネルギーが充満しているなど真空の空間に対する認識が、相当変わっています。ところが、これでもまだまだ認識に革命的な変革が必要なのです。「エネルギー体」とは、「空間そのもの」のことです。空間はただの広がりではなく、物質的な実在物なのです。そのことを意識する為「空間」を「エネルギー体」と呼ぶこととしました。「エネルギー体」があるから空間が存在するのです。そして、エネルギー体は、素粒子よりも遥かに小さい粒々からなっていると考えます。これが「エネルギー細胞体です。」エネルギー細胞体は、光速度で収縮・膨張・変形します。これだけでも、革命的な空間認識と思えますが、本当の肝にはまだ達していません。本当の肝は、「物質を構成する素粒子もエネルギー体である」と言う認識にあります。つまり、「真空の空間も物質も同じ素材でできている。」と考えるのがエネルギー体理論なのです。我々は、空間から独立した物質が、空間の中を運動していると認識しますが、実はそれは見せかけなのです。エネルギー体の励起状態が移動しているのであって、物質そのものが移動している訳ではないのです。台風の存在と動きを連想すれば、少しは理解しやすいかもしれません。そう、物質そのものの存在も見せかけと言っても過言ではありません。従って、お尋ね
の「エネルギー同士にレベルの差が生じた時に起きる事で可視化したモノ」については、その通りです。エネルギー体を構成するエネルギー細胞体は、どこかが収縮(励起)すれば、隣接したエネルギー細胞体が膨張すると言う関係にあります。この復元力がエネルギーであり、力であります。そのため、全体では均衡を保ちます。これがエネルギー保存則の根本原理となります。空間も物質も同じエネルギー細胞体だから、この原理が働くのです。
この認識に到達したのは、世界で私が初めてだと思っていたところ、先人がいました。あの天才物理学者湯川秀樹博士です。湯川秀樹博士は「素領域理論」を生涯かけて研究していました。
これ以上コメントに書くのは長すぎるので、ここら辺りで留めたいと思います。ブログの頭に目次を作っているのでご利用ください。いつでもコメントしてください、お待ちしています。